< 子どもたちの様子 >

旭川育児院の行事

子どもの日お楽しみ会
子どもの日お楽しみ会

 毎年5月5日に「子どもの日お楽しみ会」を行なっています。

 以前は、外で焼き肉をしたこともありましたが、時期的にまだ寒いので、ここ2~3年は施設の体育館で職員がお祭りの露店のようなコーナーを出して、子どもたちに楽しんでもらっています。

 また、10年以上前から、「道新たちばな販売所」様が、子どもの日にむけて広告で募金を募ってくださっています。
 その募金で、毎年子どもたちへのプレゼントを買わせて頂いております。

たこあげ大会
たこあげ大会

 「たこあげ大会」は、台場中央町内会の行事ですが、町内の子どものほとんどが旭川育児院の児童なので、育児院が実行委員となり行事を行なっています。

 「高くあがったで賞」「走り続けていたで賞」「グッドデザイン賞」などの賞をねらい、子どもたちが、手作りした凧を一生懸命揚げます。

 たこあげの後は、みんなで美味しいジュースを飲みます。

サマーキャンプ
サマーキャンプ

 夏休みの始めの期間を利用して、子どもたちはキャンプへ出発します。(男子と女子は別行程です。)

 テントを張って、みんなで焼き肉をしたり、花火をしたりします。
 川へ釣りをしに行く子もいます。

 2泊3日のキャンプを終えて、子どもたちは、真っ黒に日焼けして、少したくましくなって帰ってきます。

ヤイライケノミ(創立記念感謝祭)
ヤイライケノミ

 10月24日の創立の日に合わせて、ヤイライケノミ(創立記念感謝祭)は行なわれます。
 「ヤイライケヌ」は、アイヌ語で「感謝」、「ノミ」もアイヌ語で、「祭る・祈る」という意味です。

 この日は、地域の方々、子どもたちの通う小中学校の先生方や児童生徒、旭川市心の里親会の方々、理事・監事、退職された職員など、たくさんの方々を招待します。

 子どもたちは、まず「芸能発表」として、劇やダンス、また普段習っているピアノや剣道などの披露をします。
 そのあと、それぞれブースを作り、たこ焼きやクッキー、パウンドケーキなどを配ったり、的当てやゲートくぐしなどのゲームをしてもらったりと、お客様をおもてなしします。

クリスマス会
クリスマス会

 ありがたいことに、旭川育児院には2回クリスマスがきます。

 まず、「1ヶ月早いクリスマスプレゼント」と称して行なう、「旭川建設業協会二世会」様の企画です。
 毎年11月に、サンタクロースが、子どもたちの部屋におもちゃとシュークリームを届けてくださいます。
 これは、昭和40年代からずっと続けていただいている伝統行事です。

 そして、12月にも「クリスマス会」を行ないます。
 こちらも、「旭川市心の里親会」様からおもちゃのプレゼントをいただいたり、食べ物についても、新子焼き(若鶏の半身焼き)、ケーキ、シャンメリー、ジュースなど、数多くのご支援をいただいて行事が成り立っています。

カルタ大会
カルタ大会

 1月の下旬か2月の初めに、旭川育児院では「カルタ大会」を行ないます。

 使用するのは北海道独特の「下の句カルタ(板カルタともいいます)」。
 それを、3人1チームで取り合います。

 地域の方々や、小学校の先生方、旭川市心の里親会の方々にも参加して頂いてますが、子どもたちは、大人顔負けの実力を発揮しています。

 初心者の部(小学生と初心者)と一般の部(中学生以上)にわかれ、3位以上のチームには、ささやかながら賞品も出ます。

卒院を祝う会
卒院を祝う会

 高校を卒業し、旭川育児院を巣立つ子どもを送る会を3月に行ないます。

 卒院する子どもに、院長からの激励の言葉のほか、担当職員からのスライド上映とメッセージ、在院の子どもたちからの歌などが贈られます。

 また、毎年、幾つもの団体及び個人から、卒院する子どもと4月から高校に進学する子どもにお祝い金をいただいております。


  • 上記のほかにも、毎年幾つか行事を行なっています。また、ご厚志による、コンサートやスポーツ観戦への招待行事などもあります。
  • 旭川育児院の行事は、多くの団体及び個人からのご支援によって成り立っています。誠にありがとうございます。